PERU編[2]
平成16年8月19日〜8月20日
テーマ曲:Waldir Azevedo "Delicado"(5.2Mbytes)
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8月19日 クスコめぐり

 この日は、初日に寝込んでしまってできなかった、クスコの街の観光をすることにした。まずは、ホテルの近くのラ・メルセー教会・修道院(Iglesia y Convento La Merced)を見学。
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 これでもかというほど絵がありました。
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 次は、有名な「12角の石」の前で、民族衣装を着たオッサンと写真を撮る(1ドルのチップを払ってやっています)。
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 今まで訪れた発展途上国と同じように、町中には野良犬がうろうろしている。写真の犬も野良犬のようだが、毛並みを整えれば高級犬と言えなくもなさそうだった。
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 次は、プレコロンビーノ博物館(Museo de Arte Precolombino)を見学。コロンブスのアメリカ大陸発見以前の、ペルーの文明の装飾品や土器などが展示されています。なかなか綺麗な博物館だった。
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 クスコの路地と青空。
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 昼ご飯は、ペルー名物「クイ(モルモット)の丸焼き」を食べた。グロテスク。クイは山岳民族の貴重なタンパク源だったとのこと。
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 午後からは半日ツアーに参加して、クスコにあるインカの遺跡をまわることにした。まずは、サント・ドミンゴ教会(Iglesia de Santo Domingo)。この教会のあるところは、インカ時代にコリカンチャ(Qorikancha:太陽の神殿)があったところ。スペイン人が占領した後、神殿を土台に教会を造ったとのこと。
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 20世紀に起こった大地震で、スペイン人が作った教会は崩れ去ってしまったが、インカ時代に作られた神殿の土台はビクともせずに残り、再び人々の目に現れたとのこと。見て下さいこの石壁の継ぎ目。全く隙間がありません。現代の建築技術をもってしても、この石壁はなかなかできないような気がします。
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 コリカンチャの有名な石組み。
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 次は、外からは何度も見ているカテドラルの内部を見学。内部は写真撮影禁止。とにかく、金やら銀やらで装飾された、激しく高価そうな祭壇とかのてんこもり。スペインのトレドのカテドラルを思い出しました。
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 カテドラルを後にして、郊外にあるサクサイワマン(Sacsayhuaman)という要塞の遺跡へ。インカ人はここに立てこもってスペイン人と戦ったらしいが、インカ人は夜は戦わない人たちで、そのため夜襲にあって負けたらしい。
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 サクサイワマンからは、クスコの街が一望できる。いい眺めだ。
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 要塞には激しく大きい岩が使われている場所がある。どうやって、運んできたのやら。
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 次は、ケンコー(Qenqo)という遺跡へ。写真は、生け贄の台とされる場所。恐っ。
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 半日ツアーの最後は、タンボ・マチャイ(Tambo Machay)という「聖なる泉」のある遺跡。水がこんこんと流れ出ています。未だにどこに源があるのかわからないという、謎めいた遺跡だそうです。
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 ツアーを終えて町の中心部に戻り、夕食を食べた後、次の日の朝も早いのでホテルに帰って早く寝る。写真はホテルから見た夜景。なかなかのもんです。
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8月20日 ブルジョワ列車

朝早く起きて、ワンチャック駅朝7時発のプーノ行き豪華列車に乗り込む。料金はUS$89.26(2004年8月現在。年々値上がりしているので注意。)とブルジョワ的なお値段だが、「想い出づくり」と思って乗ることにしたのでありました。とりあえず、格好はバッグパッカー的ですが、雰囲気をブルジョワ的に装ってみたりします。
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 ワンチャック駅を出発後、川に沿って進む。川にはゴミだらけ。もし僕がペルーの大統領になったら、ゴミ問題をまず解決させるだろう。
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 クスコを離れるとだんだん田舎度が上昇していく。それとともに景色も美しくなっていく。
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 なんと突然、線路際にいたガキが土の固まりを列車に向かって投げ、我々が座っていた座席の窓にクリーンヒット。あまりのブルジョワぶりに、一般庶民からの怒りの鉄槌が下ったようだ。
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 でもさすがにブルジョワ列車。すぐにクルーがやってきて窓を綺麗にしてくれた。
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 景色はますます良くなっていきます。
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 しばらくすると、民族衣装を着たオッサンとネーチャンが車両に乱入して、歌って踊り出した。すると、通路側に座っていたI井氏が声をかけられ、一緒に踊ることになりました。初めてにしては、なかなかの腕前。
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 景色は激しく良くなっていきます。金色の草原、どこまでも深い青色の空。世界はこんなに美しかったのか。
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 上の写真の付近に来ると、アルパカの牧場が出現し出す。あー、つっつきたい。
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 この辺りの山は標高5千メートルを超えているらしく、頂上には雪がかかっていた。
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 ついに、ペルー鉄道の最高地点である標高4,313mのラ・ラヤ(La Raya)駅に到着。ハワイのマウナケアを抜き、高度の自己最高記録を更新したので、記念にラ・ラヤの360度ビデオ(MPEG形式、3.5MBytes)を撮りました。ここでは15分間ほどの停車時間があり、アルパカとの記念撮影(ページ[1]の最初の写真)や、お土産などを買ったりする。この時あたりから、I井氏がアルパカ製のグッズを集め出す。
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 ラ・ラヤを後にし、列車は再びプーノへ向けてゆっくりと進む。写真は列車の最後尾から撮ったもの。線路は続くよ、どこまでも。
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 ラ・ラヤを過ぎても、美しい景色はまだまだ続きます。
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 ブルジョワ列車なので、ブルジョワ的な食事が振る舞われます。おいしかったです。ちなみに、飲み物はいくら飲んでも無料です。
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 プーノの手前にある大きな町フリアカ(Juliaca)付近まで来ると、平原が広がりました。
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 列車はフリアカの町をゆっくりと通り過ぎる。途中で見た雑踏のビデオ(MPEG形式、8.3MBytes)を撮りましたが、わけのわからん物がたくさん売られておりました。
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 フリアカを出て、チチカカ湖が見え出すと日が暮れた。夕日もまたよろし。
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 暗くてかつ列車の振動があるためブレていますが、プーノの町の夜景をとりました。プーノ到着後、駅で勧誘してきた現地の旅行会社の人に、(英語圏で最もポピュラーなガイドブックLonly Planetに掲載されているのを確認後)ホテル、チチカカ湖ツアー、アレキパ行きのバスを手配してもらった。その後、夕食を食べ、次の日も早いのですぐに寝る。
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